メンズドレスウェアの「Ministry of Supply」がホールガーメント機の導入で大きな賭けに出る

メンズドレスウェアの「Ministry of Supply」がホールガーメント機の導入で大きな賭けに出る
2017年9月9日 leakaquare
In IoT

機能性のプロフェッショナルであるMinistry of Supplyは、3Dプリンター(ホールガーメント機)を使用した旗艦店をボストンにオープンしたようです。この機械で、ブレザーをオンデマンドで制作して、その顧客にあった服を提供するとのことです。開発はファッション業界では知らない者はいない「島精機」のホールガーメント機で、島精機の製作者と協力して開発されたもののようです。オンデマンドで制作するだけでなく、実際の機能面でも優れたものが作れると話しています。

 

プリンターの性能

使用してい「MACH 2X」という、ホールガーメント機。「Ministry of Supply’s Shima Sheiki 3D printer」

こちらの3Dプリンターで制作されたブレザーの価格はおよそ$345と少し高めの設定。制作プロセスは、まず、

①デザインフェーズのの選択などで数分
②印刷には1時間半
③ファブリックの設定を含む数分の仕上げ作業

マシンで作れる服は一度に1つの衣服だけとの情報ですが、24時間稼働できるとしていて、この間にいくつもの服を印刷することもできるとしています。
Finestというアパレルブランドは、3Dプリンターを活用したネクタイやスカーフのような小さなアイテムに焦点を当てています。AdidasやEileen Fisherのような大企業でも、自動織機の活用を試みているようです。

使用できる素材つまり「糸」は様々のようで、縫い目を混ぜて混ぜて作ることができるそうです。
袖口とボタンの色、衣服の色も自由に選択可能です。

 

コストも削減、革命的なプロセス

以下の点が、3Dプリンターを使用する際のメリットと言えます。

・服の供給側では、印刷する際のプロセスはほぼゼロ
・伝統的なスーツの作成中に投げ出された布の35%と比較して、数グラムのサポート糸しか残さない
・レイアウトやパターンのカットなどをスキップして、かなりの時間を節約可能
・在庫問題もない
・消費者はより高品質な服を安く買える

 

Ministry of Supplyの今後の事業展開

Ministry of Supplyはこの3Dプリンター事業に大きな賭けをしています。全世界に9店舗もっていますが、しかし、その数は2倍または3倍に急増しているわけではないようです。

3D印刷を他の店舗で提供するにはしばらく時間を要し、旗艦店のボストンの店舗での設置にも2年以上を要しています。