ブロックチェーンを使って人間の遺伝子情報を共有するサービスを構想している科学者

人間の遺伝的データと暗号通貨の技術「ブロックチェーン」を使った事業を、アメリカの遺伝学者が提唱しています。会社ネブラジェノミクスの教授は、DNAを収益化するというブロックチェーン電子トークン応用システムを開発したということで、これのよって、個人のDNAデータは、大手の製薬会社ではなく直接個人の手に渡るようにし、そうしたデータを研究の目的で共有し収益化するかどうかを選択できる自由を与えてられるようになったと言います。

Nebula社は、ブロックチェーン・スタートアップであるBlockstack社内で設立。ブロックチェーンでのイーサリアムのもつスマートコントラクト技術によって運営が行われています。ネブラ社は、ネブラ社が出す電子トークンにより運営されおり、その一方で、遺伝子データの購入者は、DNAデータの入手のためにネブラ社の電子トークンを購入することになります。

ブロックチェーンは手段。目的は予防医療と個人によるデータ管理

従来、23andMe、Helix、Ancestry.comなどの遺伝子検査会社では、検査を受け、その遺伝子データを第三者に販売することで利益を得て、そしてそのデータは主に企業が管理します。しかし、このネブラ社が大きく異なるのは、提供した側の個人がもつDNAデータは、大手の製薬会社ではなく直接個人の手に渡るようにし、各個人がそうしたデータを研究の目的で共有するか、収益化するかどうかを選択できる自由を与えているところが特徴です。

これによって、コストを削減しプライバシーを強化するだけでなく、個人メンバーのDNAデータが第三者の手に渡ることなく自分で所有できるようになります。

これは、例えばみなさんが普段利用してるグーグルや楽天などの個人情報も、所有権はこちらにあり、提供した個人の立場が強くなるということです。
パワーバランスが分散され、よりプライバシーは強固になります。

参照:technology review

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *